始めに

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役割を降りましょう

 役割分担。この言葉の呪縛は意外と重いのが、日本社会。役割果たさないと、役立たずとなるイメージが根強く、とても、大変です。でも、実際、その言葉の呪縛があるから、「人目を気にする日本人」となります。
 この価値観を手放さないとやっていられないのが、障害者との生活になるようです。それは、精神、身体障害の人も同じで、発達障害も同じになるようです。その家庭、その部署、そのグループでの、役割を、できる範囲だけやってもらう形が、障害者との共存となります。身体、精神の方は、意志の疎通が図れるために、環境を整えやすいです。ごく稀に、「障害者だから、できるわけがない」と言ってやらない方もいらっしゃるようですが、線引きがしやすいです。ところが、発達障害の場合は、意志の疎通からして、まず無理で、そうなると環境を整える前に精神がやられます。だから、役割はいったんおります。環境を整えるために必要なのが自覚している発達障害者かどうかです。自覚しそうなひとなら、説得というか、理解してもらうために本を読んでもらえますが、自覚しそうもない、障害者受容をしていかなさそうなら、一年か、二年で見切りをつけて、距離を考えて、役割分担も、引き受けずに、グループでの、負担を考えない方がいいそうですが、グループが回っていかないと、遅れを取ります。会社だと、それで評価が出てしまうし、今後の自分にも影響が大です。家庭だと、役割を果たしてもらわないと、二人分、やらないと行けなかったりします。そんな状態では難しく、負担を考える時期が、重要になります。結婚したばかり、結婚して、子供がいる、親も介護が必要で逃げられない、なんて立場の人だと、もう、お手上げです。役割を果たさないと、と考えすぎるのをやめて、「できる範囲だけ、できない範囲は諦める」という考えで、いかないと、難しいようです。諦めも肝心と言われますが、気持ちは追いつかないことのほうが多いようです。気持ちの整理は徐々につけて行けるようになるのが理想ですが、なかなか難しいようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医