始めに

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自分の知っている範囲で考える

 発達障害の人のトラブルの多さは、マイペースすぎて自己中心と勘違いされる脳の性質のためだそうです。
 考えないといけない要素はたくさんあるケースでの判断は、自分の見えている範囲での要素だけで判断するらしく、それ以外の部分に無関心。

 判断はしてはいけないと言われているのは、この部分になるそうです。それで、お仕事で困らないのだろうか? と驚きますが、仕事の面では強引なほうがいい場合もあるので、自分の要素の部分を強く主張して、進めてうまくいく場合もあります。日常生活でこれをやられたら、配偶者や家族、友達や親族は、困ってしまいますが、本人は、「うまく行ってる」と言い張ります。理由は、相手の見えている範囲はわかってないから。何度も説明してもらって、初めてわかるらしいです。

 発達障害の人の見えている範囲が理解できないのは、理解する必要がないと思っているケース、理解できる説明をしてもらっていないケース、自分の判断が正しいと勘違いしていたケースなど、たくさんあるらしいです。

「あとから気づいた」という人も多いですが、後から説明してもらっても気づけない人も多数。
「何年か後に、初めて気づきました」と驚きのケースも。理由は考えるのに時間がかかる。そのため、後から、「こういう部分も気を使わないといけないのか」と気づいてからわかるなんてこともあるようです。

 知っている範囲で思い込んでいる人の認知のゆがみは、何度も、わかるような説明を繰り返すか、わかるようになってくるまで待つしかないようです。最後までわからないという人も多いようです。

 どちらにしてもアスペルガーの人の範囲となります。気づけるようになるまで、待つしかないようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医