始めに

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自分の考えていることは、他の人は知っている

 サリーとアンの問題の別バージョンで、

 
お菓子の箱に、鉛筆を入れて、「この箱を見せて、『中に何が入っているでしょう?』と、聞いたら、他の人がどう答えるでしょう?」と聞く場合もあるそうです。

 お菓子の箱だから、「お菓子?」「わざわざ聞くってことは、お菓子じゃないんでしょう?」「え、面白いものでも入っているの?」と、「周辺者」の答えは人それぞれですが、アスペルガーの「当事者」は、目の前で鉛筆が入れられたので、他の人も鉛筆と答えると勘違いしてしまうらしいです。ほかの人から見て、どう見えるかがわからないからです。

 これが、どうして起こるかというと、自分が見たものを、他の人も知っている、理解していると勘違いしてしまうことが、アスペルガーの「当事者」でいるそうです。「周辺者」は、驚くばかりですが、私の身近で、私には説明してないことを、「なんで、知らないのよ」と怒り出して、それを何度も何度も繰り返した人がいました。当時はアスペルガーのことを理解してなかったので、「聞いてないから、知らないよ」と怒ってました。今も、なんで、そんなことを言うのか、よくわかりません。
 子供だと、親は自分の考えを知っているから、親が自分の望むことをしてくれないといけないと怒り出す人もいるようです。社会スキルがどの程度、身についているかによって、感覚が違ってくるようです。

 サリーとアンほどわかりやすい状態じゃなくて、複雑になってくると、アスペルガーの「当事者」がいると混乱しやすいです。アスペルガーの「当事者」が自分の性質を理解してくれるまでは、トラブルになりやすいので、距離を取りつつ、様子を見ながら、行動したほうがよさそうです。「受容しない人」の場合は、トラブルだらけになりますので、共同の作業をしたり、連携で作業したりなどは難しくなります。できるだけ避けたほうがよさそうです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医