始めに

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カサンドラの原因

 カサンドラ症候群は、一般的に、「意思の疎通が図れないこと」による、配偶者の孤独となっていますが、書き込みを読んでいると、その程度じゃないことが多い。意思の疎通がはかれないことによる、障害の症状による、二次的被害から来るストレスも原因になっているように、感じます。仕事関係、子育て、金銭、人間関係、これらの方でも被害は出ます。配偶者、もしくは近くにいる人は、現実対処に追われます。実は、こっちの方が、ストレスで疲れ果てる原因になっていることも多くて、意思の疎通が図れないことから来る、いらだちだけじゃない、配偶者も多いと思います。

 配偶者の願いというのは、実はたくさんあります。自分がイメージした家庭、自分がイメージした生活、選ぶもの一つにとっても、価値観がずれまくると大変です。そういう部分の共有ができない相手と暮らすのは、一緒に動くのは、話し合いができないのは、とても大変で、カサンドラ症候群の本来の意味とずれている部分のほうも、考えた方がいいのではないかと思いました。

 金銭、子育て、仕事、日常生活、人間関係、これらは仕分けして、それごとに対応策を紙に書き込んで、配偶者に見てもらって、図式化した方が、伝わるかもしれません。合理的で、感情がない方がわかりやすい、ASDにとっては、その方が、相手の願いはわかるとは思います。ただし、「自分の意思だけを尊重していくのが家族だ」と捉えている、配偶者の場合は、難しいようです。少しは聞く耳を持ち、自分の症状を少しは理解していて、そのうえ、「相手を責めない」という条件で話し合わないと、難しいようです。

 発達障害者側は、過去のことは、どうでもいい。ミスが起こっても、それも過去。と流しています。未来に関係があることは、後にわかったとしても、つなげて考えることができず、理解できな人も多いようです。こういう人の場合は、発達障害の本すら読まず、対応策も打たないで、「自分はできる」と勘違いしていますから、聞く耳を持たない状態で、難しいようです。自覚があって、取り組んでいく気持ちがある人じゃないと、難しいので、取り組んでいく人の場合は、カサンドラの原因を、理解してもらうことの努力ができるかもしれません。でも、時間がものすごくかかるようです。説明に時間がかかりすぎるからです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医