始めに

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嘘をつく場合は反射的

 発達障害の児童に時々見られるのが、嘘をついてしまうと言うケース。それが大人になっても、残ってしまい易いのが発達障害の症状にあります。とっさの嘘ばかりで、すぐにばれます。ところが、本人の脳内では、違和感がある場合と、嘘をついていることは良くないと思っているのに、つい、嘘をついている場合とあるようです。自覚がないのに嘘をついている場合は、自閉症状から来るもの、ワーキングメモリーの働きから来るものもあり、このケースの場合はお医者さんに相談しないと難しくなるようです。いくら、嘘をついてはいけないと言っても、自閉症状を理解したり、ワーキングメモリーの働きによる問題を理解したりしないと難しいから、それをまず、理解するところからしないと難しいようです。これの説明も、難しいため、症状を理解するまで、かなりの時間をかけないと難しいようです。

 では、嘘をついている自覚があるのに、なぜか、嘘をついてしまう人の場合は、どうなっているかというと、反射的に嘘をついていて、あとから、「あ、そうだ。嘘をついたら、だめだ」と気づけるけれど、嘘をいつのまにかついていて、つまり、「生活習慣的になっている」状態だそうです。生活習慣になっているので、この癖を取るのは、とても、大変だそうです。嘘をついてはいけないデメリットの説明と、状況の説明を、怒らないで、何度も繰り返して行く必要がありますが、それに耐えられないADHDの人の脳なので、大変のようです。面倒なことは聞きたくないと思っているのに、「嘘をついてはいけない」と言われたら、「わかってるからいいじゃないか」で終わるらしく、そこで進まないようです。
 気長に嘘をついてはいけないデメリットを教えていく必要があり、症状の勉強も勧めて、気持ちの鎮め方も覚えて、徐々に嘘をつかなくなっていくそうです。

 たとえ、大人になっていても、嘘をつかないことを、子供に教えるように根気よく、時に褒めながら、説明する必要があるため、「周辺者」は、それをしたい人だけしてくださいとなっているようです。面倒なので、ほとんどの人は、そこまでしません。相手の人が好きだったり、世話を焼いてもいいと考えている場合のみ、説明してくれるかもしれないと、「当事者」は考えていくしかないようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医