始めに

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嫌われやすいポイントの修正はできているか

 会話の内容を自己解釈して、間違っているのに気づかない

 ⇒発達障害の解説本と社会スキル本を読んで、味方になってくれる人(家族や友達)を探して、教えてもらいながら、日常生活で徐々に練習を積む。

誤字脱字が多い。作業手順、操作、入力、聞き違い、言い間違いなどのミスが多い。二重確認が必要になったり、それでも、忘れてしまったりで二度手間になる

 ⇒確認作業が必要になり、本人ではできないケースもある。社会スキルの本を読んだり、初歩的なミスなら育児書などで詳しい解説されているケースもある。できる範囲を防ぐ。

報告連絡相談が、できない、しない、遅れる

 ⇒社会スキルの本を読む。この部分をおそろかにするとグループ全体で、嫌がられる。学校ルール、グループルール、職場ルールなどで変わってくるので、確認しておく。ミスしたら、修正する方法を、周りの人と相談する。

優先順位が分からない。マイルールで、自分が好きな方法でやりたがる。グループ行動で乱れ、連携ミスが起こりやすい

 ⇒マイルールでやってしまうことの問題点から理解できない症状の人も多く、症状の理解ができるまで気長に説明してもらう

作業スピードが遅い、グループだと連帯責任にされたり、周りの人が一緒に遅れてしまったり、周りが見かねて手伝っていることに気づけない

 ⇒できそうな範囲をやる。グループで考えないと難しい問題のため、グループリーダーと相談した方が良い

周りの人に、お礼を言えない。自分のミスを認めない、謝れない。人間関係の暗黙の了解が分かってない

 ⇒発達障害の解説本だけじゃなく、社会スキルの本を読んで、さらに、解説してもらい、謝り方や暗黙の了解などの説明まで必要なケースが多数。言い張ったり、責任転嫁が多いと面倒な人の扱いとなり、誰も教えてくれなくなるケースも多い。

時間のルールがルーズになりがち

 ⇒日頃の習慣で練習する。周りの人に協力を頼む。

お金の感覚が分かってない、管理できない

 ⇒金銭問題を起す人を一般の人は、かなり嫌がるため、あまりにひどいと避けられる

人間関係のルールで、失礼な言動の範囲が分からない。プライベート、上下関係、グループルールなど、理解せずに振る舞ってしまう

 ⇒上下関係に厳しい、グループルールに厳しい人も多く、年配者や大切な相手を怒らしてしまうこともあるため、注意が必要

興味の範囲が狭く、興味ないことをやらない、スルーする

 ⇒学校、職場、グループによっては、興味がないからで済まされないケースがあるので、注意が必要となる

分からないのに、聞いてなかったのに、そのまま進めて、やり直しを周りの人が手伝わないといけなくなる。取り返しのつかないケースもある

 ⇒グループ行動でやっている作業だと、取り返しがつかないと、嫌がられるケースも多い。重要な作業かどうかで決まってくる。金銭や日時など取り返しのつかないケースも多いため、聞いてなかったで済まされないことも多い




 すべての項目で、修正したり、謝ったり、などのスキルが必要になるため、お医者さん、カウンセラーに相談した方が良いケースも多いようです。発達障害者用の説明が必要な上に、気持ちが落ち込みやすく、励ましてもらいながら、優しく、褒めてもらいつつ教えてもらう方が、身につきやすいそうです。お医者さんに通い、それぞれのケースの問題点を日誌などに書いたりして、指導してもらいながら、ある程度のレベルまではやり、自分で問題解決方法をなんとかできるレベルまでいったら、自力でやっていくと言うのが、お医者さんに通っている人のコースになるようです。ただし、症状が重すぎる人の場合は、どうやってもできないし、説明してもらっても理解できないし、話が一生かみ合わないと言うレベルの人もいるため、お医者さんでも難しいようです。
 お医者さんに通わずにやるケースだと、症状の軽い人で、身近にサポートしてくれる人がいて、自分で発達障害の解説本を読んで理解できて、社会スキル本も読んで理解できるような人であれば、少しずつ良くなるかもしれません。
 どちらにしても、ものすごい日数がかかることになるため、途中で休んだり、やめてしまうケースも多いようです。気長にやっていくしか方法はないようです。
 場所や間柄によっては、周りに頼りすぎると嫌がられてしまうやすいようです。社会スキルトレーニングは、ある程度のレベルまでは、しておいた方が安全です。

発達障害者が嫌がられやすい理由

会話の内容を自己解釈して、間違っているのに気づかない

誤字脱字が多い。作業手順、操作、入力、聞き違い、言い間違いなどのミスが多い。二重確認が必要になったり、それでも、忘れてしまったりで二度手間になる

報告連絡相談が、できない、しない、遅れる

優先順位が分からない。マイルールで、自分が好きな方法でやりたがる。グループ行動で乱れ、連携ミスが起こりやすい

作業スピードが遅い、グループだと連帯責任にされたり、周りの人が一緒に遅れてしまったり、周りが見かねて手伝っていることに気づけない

周りの人に、お礼を言えない。自分のミスを認めない、謝れない。人間関係の暗黙の了解が分かってない

時間のルールがルーズになりがち

お金の感覚が分かってない、管理できない

人間関係のルールで、失礼な言動の範囲が分からない。プライベート、上下関係、グループルールなど、理解せずに振る舞ってしまう

興味の範囲が狭く、興味ないことをやらない、スルーする

分からないのに、聞いてなかったのに、そのまま進めて、やり直しを周りの人が手伝わないといけなくなる。取り返しのつかないケースもある


 そのほか、たくさんありますが、これらについて、社会スキルを知っているかどうかで、レベルが変わってくるそうです。

「当事者」が陥りやすいこと
 あまりに怒られると、嫌がられると、諦めてしまうこともあるため、嫌がられやすい理由と対応策だけは知っておいた方が安全になります。取り組むのも嫌になるため、応援してくれる人、教えてくれる人、励ましてくれる人がいると続けられやすいようです。お礼も徐々に言えるようにしていくと、味方をしてくれる人がいるかもしれません。いつまでも、責任転嫁して、放置して、言い張って、嘘を言って、流してだと、「周辺者」は、離れていく人が多くなるようです。

「周辺者」が陥りやすいこと
 取り組んでも、説明しても、すぐにマイルールにこだわったり、自己流でやりたがったり、ミスを放置したりして、改善されないと、サポートも嫌になりやすいようです。大人になっても、その状態のままで来てしまって違和感がないケースの場合は、治りにくいそうです。全部、付き合っていたらキリがないため、自分で関わる程度を考えたほうがいいようです。カウンセラー、お医者さん、指導する担当の人は、褒めて、優しく指導していく場合が多いそうです。嫌な思いをしたあとでは、助けたくなくなるケースも多いため、どの程度、関わって、やっていくかは、気持ちと状況で決めるようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医