始めに

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発達障害者が嫌がられやすい理由

会話の内容を自己解釈して、間違っているのに気づかない

誤字脱字が多い。作業手順、操作、入力、聞き違い、言い間違いなどのミスが多い。二重確認が必要になったり、それでも、忘れてしまったりで二度手間になる

報告連絡相談が、できない、しない、遅れる

優先順位が分からない。マイルールで、自分が好きな方法でやりたがる。グループ行動で乱れ、連携ミスが起こりやすい

作業スピードが遅い、グループだと連帯責任にされたり、周りの人が一緒に遅れてしまったり、周りが見かねて手伝っていることに気づけない

周りの人に、お礼を言えない。自分のミスを認めない、謝れない。人間関係の暗黙の了解が分かってない

時間のルールがルーズになりがち

お金の感覚が分かってない、管理できない

人間関係のルールで、失礼な言動の範囲が分からない。プライベート、上下関係、グループルールなど、理解せずに振る舞ってしまう

興味の範囲が狭く、興味ないことをやらない、スルーする

分からないのに、聞いてなかったのに、そのまま進めて、やり直しを周りの人が手伝わないといけなくなる。取り返しのつかないケースもある


 そのほか、たくさんありますが、これらについて、社会スキルを知っているかどうかで、レベルが変わってくるそうです。

「当事者」が陥りやすいこと
 あまりに怒られると、嫌がられると、諦めてしまうこともあるため、嫌がられやすい理由と対応策だけは知っておいた方が安全になります。取り組むのも嫌になるため、応援してくれる人、教えてくれる人、励ましてくれる人がいると続けられやすいようです。お礼も徐々に言えるようにしていくと、味方をしてくれる人がいるかもしれません。いつまでも、責任転嫁して、放置して、言い張って、嘘を言って、流してだと、「周辺者」は、離れていく人が多くなるようです。

「周辺者」が陥りやすいこと
 取り組んでも、説明しても、すぐにマイルールにこだわったり、自己流でやりたがったり、ミスを放置したりして、改善されないと、サポートも嫌になりやすいようです。大人になっても、その状態のままで来てしまって違和感がないケースの場合は、治りにくいそうです。全部、付き合っていたらキリがないため、自分で関わる程度を考えたほうがいいようです。カウンセラー、お医者さん、指導する担当の人は、褒めて、優しく指導していく場合が多いそうです。嫌な思いをしたあとでは、助けたくなくなるケースも多いため、どの程度、関わって、やっていくかは、気持ちと状況で決めるようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医