発達障害の対応に取り組み始めて、「周辺者」からすると、「この程度はできるのでは?」と思い、試してみて、何度も試しても挫折。なんてことは、多いようです。理由は、やっぱり、習慣化してしまったから。大人になってから、習慣をとるなんて、難しすぎます。「毎日、コーヒーを飲んでいたけれど、今日から止めてください」
「スイーツを食べていたけれど、一切食べないでください」ぐらいの戸惑いがあるらしく、「できないよ!!」が普通だそうです。
ADHDの場合は、「すぐに忘れる」「覚えておけない」という症状がある人は、まず無理なので、「失敗する人だ!!」と思って、フォロー体制を整えた方がいいし、認知のゆがみが取れそうもない人なら、「諦める」のも大切だそうです。かといって、「周辺者」が無理しすぎるレベルにならない程度で、妥協点を見つける。ということになります。
「なんで、周辺者が諦めるの?」と言う立場での関わりのケースも多いようです。でも、「骨折している人に歩け」と言うぐらい、「脳が動けない人に、動け!!」は、無理だそうです。どんなに、ひどい被害に遭おうと、トラブルに見舞われようと、「脳は動けない」のが自然。未然に防げない。起こりやすい。それが、発達障害です。
そうやって、たくさんの経験を積み、「キーー!!」となってしまいやすい自分を経験して、やがて、それに、「周辺者」の、脳が飽きるそうです。つまり、脳が疲れる。脳が疲れたら、やっぱり、「じゃ、無理だ」となっていき、無気力になる人もいれば、諦めが肝心で、諦めることを受け入れるように変わっていきます。
「当事者」ができるようになる。トラブルで、どうしても嫌なことが避けることができる。
こんな目標は無茶なので、目標を変えた方がいいようです。できる範囲を模索している間は、「もう、嫌だ!!」となりがちですが、リラックスできる気持ちになれるように、自分を取り戻せる何か、別の世界の楽しみを見つめ、じっくりと自分の心を作れたら、いいのかもしれません。
ハードルは、できる高さじゃないと、難しい。そうやって「周辺者」が納得できたら、それでいいのかもしれません。「当事者」は、言い張る人がいたり、すぐにいじけたりするようですが、それも見守る形で、「周辺者」はやっていくしか、なさそうです。